【Udemyで不合格点だと落ちる!?】IT業界未経験&実務経験ゼロから3週間でAWS認定クラウドプラクティショナーに合格した過程を惜しみなく公開【AWS-CLF】

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先日、私もAWSプラクティショナーに合格してきましたので、「そもそもどんな資格?」から「勉強法やコツ」まで詳しくお伝えします!

特に、難しいと噂のUdemyの問題集を使い倒しましたので、その詳細もお届けします!(タイトル煽って申し訳ありませんでしたが、点数に振り回されず、使い倒せば合格できますよ♪)
既に多くの先輩方が勉強方法を残して下さっていて、AWSの実務経験ゼロで取得された方はお見受けしますが、他のITのお仕事をされていた方が多く、IT業界未経験で取得された方の記事は見つけられなかったので、この記事が参考になるといいなと思います。

 



そもそもAWS認定クラウドプラクティショナーとは

AWS認定」(Amazon Web Service Certification)は全部で12個あります。

これらは、ざっくり言うと、AWSに詳しくて頼りになる人であることを証明できる試験です。

(要求)「こういうサーバーがほしいんだよ〜」「今オンプレミスだとこういう問題があって・・・」

(あなた)「だったら、AWSのこういうサービスを使って、こういう設定にして、こういう風に運用したら、要求も満たせて、コスト効率も良いですよ。ただし、ここはAWSは責任追わないので、こういうところに注意しましょうね・・・」

こんな提案ができて、それを構築していくことができる人材になることが目的です。

その12種類の認定の中でも、クラウドプラクティショナーは、「アソシエイト認定または専門知識認定を取得するために推奨される任意のステップ」とされています。

要するに、第一歩です。

詳細はAWS認定クラウドプラクティショナーの公式ページに譲りますが、ポイントは、AWSの「サービスの内容を全体的に理解」していて、「効果的に説明できる」ことを証明できる資格です。

試験は毎日のようにやっていて、webで予約し、民間のテストセンターに行ってパソコンで受けます。問題の形式は、[4択から1つ or 5択から2つ]を選ぶ選択式の問題 × 65問 (90分)
「見直しマーク」機能もあり、制限時間内かつ提出前なら何度でも選び直せます。

このあたりの「クラウドプラクティショナ―」という資格についてざっくり知りたい方は、[AWS Black Belt Online Seminar] AWS 認定クラウドプラクティショナー取得に向けて(50分程度のウェビナー, 無料)を一度視聴すると良いです。どんな試験なのか〜試験で問われる例題まで、これから勉強するに当たって必要な知識が網羅されています。安心してください、日本語です笑

前提条件(クラウドプラクティショナー勉強前の私のスペック)

スタートラインの違う方の勉強方法を真似すると、だいたい無理か無駄が生じます。
ゴールが同じであれば、結果、合格することは可能かと思いますが、効率的に勉強したいなら、スタートラインも似ている方を参考にするのが定石です。

ということで、改めて、私の勉強前のスペックをご紹介します。

  • IT業界未経験(入社1ヶ月目)
  • AWSの実務経験ゼロ
  • IT系の資格もゼロ
  • Ruby on Railsの勉強を1年位(本業とは別)
    • cloud9でポートフォリオ作成、Herokuにデプロイ
    • 先輩に教わりながらUbuntuの仮想環境を構築。そこでRailsチュートリアルを完走。
  • 性格:比較的臆病で心配性

要するに、Rails使ったプログラミングを勉強しただけで、インフラやクラウドの知識がほぼゼロの状態(普通の人レベル)でした!

そんな状態でしたが、入社時の研修の一貫として「今後AWSの案件やってほしいから、とりあえず資格とって」という業務命令のおかげで、昼間を丸々勉強に当てることができました。その甲斐もあって、2021年1月22日勉強をスタートし、2月13日に無事一発合格できましたので、その方法をご紹介致します。
※ したがって、本記事の情報は、2021年2月現在、都内におけるものですので、その点ご注意ください。

 



意外と難しいクラウドプラクティショナーの勉強過程詳細

0.勉強方法サマリー(結論だけ知りたい人はここだけでも!)

<結果>
勉強期間:およそ3週間(1/22勉強開始〜2/13本番)
勉強時間:およそ140時間(計画や試験申込など10時間を含む)
教材費:およそ4千円(受験料12,100円は除く)
本番のスコア:929/1000(合格最低スコア:700)

取り組んだ教材(概ね取り組んだ順):

  1. サンプル問題(web10問, 無料):1時間
  2. 図解即戦力 Amazon Web Servicesのしくみと技術がこれ1冊でしっかりわかる教科書 [ 小笠原種高 ](書籍, 有料):20時間
  3. AWSの無料トレーニングコース AWS Cloud Practitioner Essentials (Second Edition) (Japanese)(6時間程度のウェビナーと確認問題30問, 無料):8時間
  4. [AWS Black Belt Online Seminar] AWS 認定クラウドプラクティショナー取得に向けて(50分程度のウェビナー, 無料):1時間
  5. AWS認定試験対策 AWS クラウドプラクティショナー [ 山下 光洋 ](書籍, 有料):20時間
  6. この問題だけで合格可能!AWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題集(7回分455問)(Udemy, 有料):80時間

時間には、知らない用語をググったり、知識を整理してExcelにまとめたり、といった時間も含みます。むしろ、7~8割はその時間でした。

勉強の流れとしては、

  • 1と4で全体像(雰囲気)を把握
  • 2,3,5で基礎知識(一般IT、AWS共)の習得(+とにかくググりました)
  • 6でひたすら模擬試験+復習(+とにかくググって、自分なりにまとめました)

といった感じでした。この「とにかくググって、自分なりにまとめ」たのが合格の肝だと思います。テキストはそのガイドライン、問題集は知識の穴に気づかせてくれるきっかけとして利用した形です。時間の割合も、100時間はそれに割いたと思います。

2,000円の公式模擬試験は受けませんでした。「本番と比較して問題数が少なくレベルも低い、その上、点数がわかるだけで復習ができない」ということだったので。本番の時間がキツかったり、よほど特殊なUIなら形式に慣れる必要があると思うのですが、どちらも当てはまらないようだったので、なおさら不要と判断しました。(テキストなどが充実していなかった初期は、有用だったのかもしれませんね。)結果、要らなかったと思います。不安な方は、最後に試験本番の様子を書いておきましたので、ここを読んでおけば十分と思います。

1.まず一番最初にやったこと <サンプル問題>

まずは一通りネットサーフィン。また、最近取得された職場の先輩方にも伺いました。

まず最初に確認したこと:

  • そもそもクラウドプラクティショナーって何?
  • 本番の試験形式やゴール
  • スケジュール感(いつ申し込んでいつ受ける)
  • 必要な勉強、揃えるべき教材
  • 自分の現在のレベルと、目指す水準

これが1箇所にまとまっているサイトがなかったので、この記事を書いたと言っても過言ではありません。だいたいは、時間がかかりましたが、ネットサーフィンしていればだいたいつかめました。みなさんはこの記事を読めば大丈夫です。

問題は最後の、何をどれくらい勉強したら合格できるの?ってとこです。結論を急ぎたい方は、「どのくらいのレベルになったら試験を受けてもいいか?」の項を御覧ください。私の場合は、これを測るために、

  1. まずはサンプル問題(web10問, 無料)で本番の問題形式や雰囲気を把握。そして自分の出来なさ加減を把握。
  2. お借りしたテキストの第1章を読んでみる。まるで宇宙語を読んでいるよう。改めて自分の出来なさ加減を把握

こりゃ大変そうだ、ということがわかったので、まずは覚えなくても文章を理解するレベルで1周、その後テキストに取り組み、問題を解きながら必要な知識をインプットしておく方針で、丁寧に取り組んでいくことにしました。

この時点で、5番の緑本は購入しましたが、テキスト終了後の自分の理解度や本番の合格基準が全然見えてこないので、勉強方法は随時修正していく方針で、とりあえず進めていくことにしていました。(この時点では、1〜2週間で試験を受けられたらいいなーなんて呑気なことを考えておりました)

2.全体像の把握、超基本サービスを理解(2日間、20時間程度)<図解即戦力 Amazon Web Servicesのしくみと技術がこれ1冊でしっかりわかる教科書>

教材と呼べるか怪しいですが、最初はこれに取り組みました。

サンプル問題

題記どおり、サンプル問題のPDFファイルです。公式ページから飛べて、10問、解答解説付きです。どんな問題か出題されるのか雰囲気を掴むのには良いと思います。

最初、何も知識がない状態からでも、意味を理解しようと頑張って解いたら4問正解しました。「これを10問完璧に理解できるようにならないといけないのかあ」なんて軽くビビっていましたが、なんてことはありません、これを10問完璧に理解できたとしても合格ラインには到底及ばないのだということに、まだ気づいていなかったのです・・・。このサンプル問題の難易度は低いです。あくまで問題の雰囲気を掴むためにお使いください。ただ、少なくともこのサンプルを完璧に理解しないことには合格は無理なので、私は、1週間後、3回目でようやく、10問全て正解することを確認しました。

次にこれです。

図解即戦力 Amazon Web Servicesのしくみと技術がこれ1冊でしっかりわかる教科書 [ 小笠原種高 ]

これは先輩に勧められて取り組んだのですが、知識ゼロの私にはとても良かったです。試験対策本、というわけではないのですが、AWSの基本的なサービス(EC2、S3、VPC、RDSなど)や、AZとリージョン、セキュリティなどの基礎となる考え方が載っていて、何より薄くてカラフルでとっつきやすいため、飽きを最小限に押さえられました。それでも、前提知識をググりながら読み進めていったので20時間ほどかかってしまいました・・・VPC立ててEC2構築したことがあるような人なら1〜3時間で読めるような内容だと思いますので、本書は不要かと思います。(実際、オススメしているサイトには巡り会いませんでした。)
私の場合は、これなしで緑の試験テキストに取り組んでいたら、もっと苦労したと思います。

また、後述する緑の試験テキストには載っていない情報も載っていたりと、相互に補完する関係でもあったため、手元に置いておいて良かったです。EC2, S3, VPC, Route53, RDSこの中にひとつでもどんなサービスか説明できないものがあるなら、一読の価値ありです。私の先輩のように、後輩指導にも使えます。

3.基礎知識の習得(3日間、30時間程度)<AWS認定試験対策>

基本サービスを理解したら、やはりハンズオン(実際にAWSサービスを使う過程)は重要だということで、下記ウェビナーを受講しました。

AWSの無料トレーニングコース AWS Cloud Practitioner Essentials (Second Edition) (Japanese)

簡単な概念やサービスの説明のあと、実際にマネジメントコンソールでEC2を構築したり、サービスの立ち上がりを見せてくれます。実際に自分で使うことを考えると、自分もアカウントひらいてなぞってみたりする方が良いのだとは思いますが、めんどくさ効率が悪いと考え、視聴するにとどめました。試験勉強はどうせインプットの域を超えません! 実務経験ゼロ=「どういうアウトプットを要求されるのか現実を知らない」ということなので、どうせアウトプットを意識したインプットなど出来ないのです。バッターボックスに立ちピッチャーの投球に対してバットを振ったことのない人間が、いくら素振りをしても効果は薄いのです!この資格は、バットの持ち方、野球のルールを学んでいるに過ぎません!(←必死の自己正当化)

それでも、英語なので、張り付いて字幕を追う必要があったので大変でした・・・しかもわからない用語は出てくるし、わかってもわからなくても先に進むので、結局後述する緑の試験テキストを横目に見ながら、再生停止巻き戻しを繰り返して見ていったため、6時間程度と書いてあったのですが倍以上かかりました。

でも、その成果もあり、最後の確認問題は23/30(正答率77%)で希望が見えてきました。これが本格的に勉強を始めてから4日目ですね。

また、下記↓ウェビナーを途中で見つけていたため、追加で視聴しました。

[AWS Black Belt Online Seminar] AWS 認定クラウドプラクティショナー取得に向けて

50分程度でしかも日本語のため、すらすらと頭に入ってきます。丁寧に「クラウドプラクティショナーとは何か?」から初めてくれて、最後にもサンプル問題レベルの例題も出してくれて、とてもわかりやすい。というか、最初にこれを見るべきだった!

そして、後述する、と言っていた緑の試験テキスト(通称:緑本)がこちら↓

AWS認定試験対策 AWS クラウドプラクティショナー [ 山下 光洋 ]

皆さんご存知、試験対策本ですね。これを勧めないサイトは見たことがないです。実際、これをベースに勉強していって間違いなかったです。しかし、最近の本番の試験が難化しているのかどうかわかりませんが、内容が圧倒的に足りない! 各章に練習問題がついているのですが、それも本番より簡単な問題ばかりです。練習問題が出来たからと言って受けに行くのは危険です。

この緑の試験テキストをベースとして、後述するUdemyの模試で出てきた新しい知識を書き足していく使い方をしました。練習問題は全部で65問あるのですが(本番の問題数と同じなのは偶然・・・?)、初回は44/65(正答率68%)という微妙な点数・・・これも、必要条件ではあると思うので、完璧にしてから本番に臨みました。

練習問題の難易度が低いとはいえ、全体を網羅したこの試験対策本は、必須でしたね。

これで、最初の1週間が過ぎました。細かい知識は全然だけど、なんとなく全体像は把握したし、現時点で7割くらいとれてるし(←大きな勘違いであることが後で発覚)、あと1週間くらい詰めていけば大丈夫では、なんて、なんとも楽観的だったのがここまでです。

4.ひたすら模擬試験+復習(12日間、80時間程度)<Udemy>

一通り学んだので、知識の深化、体系的な理解、記憶の穴埋めを目的として、下記問題集に取り組みました↓

この問題だけで合格可能!AWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題集(7回分455問)

みなさんご存知、Udemyの教材で、ひたすら問題と解答が載っている教材です。セールの時に1600円くらいで買いました。定価もそこまで高くありませんが、せっかくなのでセールの時に買いましょう。ちょくちょくチェックしていれば、頻繁にセールしています。

内容は、基礎レベル×2回分、応用レベル×3回分、追加問題130問の計6回分の模試で、実質7回分の問題がついているというものです。問題のUIには「見直しマーク」機能がついていたり、何度も解き直すことができてそのログも残っていく、という優れものです。

問題集は、復習のやり方が重要ですよね。次のやり方で進めました。

  1. 問題は、本番のつもりで解く。確信が持てなかった問題は見直しマークをつけておく。
  2. 間違えた問題も、見直しマークの問題も、どうしてその選択肢が正解なのか、問題を解いていた時の自分に説明できるように復習する。必要に応じて周辺知識と一緒にまとめる。ここは時間を惜しまない!
  3. エビングハウスの忘却曲線に則り、数日後に解き直す。
  4. 時間の許す限り、1~3を繰り返す。

各模試の初回は、問題を解くのに30分〜1時間、復習に8時間以上使っていました。選択肢全て知らない用語だったりする問題もあったくらいでしたから。応用レベルは、初回があまりに正答率が低かったので、翌日すぐに解き直しを行い、記憶の定着を確認しようとしました。ただ、翌日だとさすがに問題自体を覚えているものが多く、説明ができなくても答えを覚えてしまっていたので、最低2日空けてからの方が効果が高かったかもしれません。ただ、その成果もあって、解き直しでは8割以上とれましたので、学習の効果を実感することができました。

問題の難易度は、基礎レベルが本番よりちょい簡単くらい、応用レベルが本番で5〜10問出るかな?レベルの難しさ、追加問題が本番で0〜2問出るかな?レベルの難しさでした(あくまで私の感覚ですが)。

結果論として、ほとんど基礎レベルしかやらなかったよーという先輩がギリギリ合格していたので、効率重視の人は、基礎レベルの2回分を3回繰り返して解いて完璧にすればそれで本番7割はいくのかもしれません。ただ、応用レベルで初めて見聞きしたサービスや専門用語もあったりして勉強にはなったので、私のように心配性の人は応用レベルもやっておくことをオススメします。ただ、応用レベルで合格点をとることはかなり難しいので、7割未満の点数をとっても落ち込む必要はありません。あ、もう既に落ち込んでいる方は次のコラムを見てみてください。元気が出るかもしれません笑

追加問題130問は要らなかったかな笑

 



<コラム>特に難しいUdemy「この問題だけで合格可能!AWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題集(7回分455問)」私の成績の変移

興味ない人が大半だと思うので別記事としました。興味ない人は飛ばしてください。

ただ「Udemyの模試で◯点をとってしまったけど果たして受かるんだろうか・・・」みたいな迷える子羊に、「こんなひどい点数とった人でも合格してるんだ!だったらいけるかも!」という自信を与えられるかもしれないので、公開します。

ただ、そんなこんなで、無事、3日後の受験予約を申し込むことができました。

「どのくらいのレベルになったら試験を受けてもいいか?」

これ、私もすごく悩んだんですよ。目安がほしいなーって。

結果論から言うと、私は、

Udemyの基礎2回分、応用2回分の解き直しで8割以上

を満たした時点で試験を申し込んだ形ですね。これは私の結果論なのであまり参考にならないかもしれませんが、本質は、

「やると決めた教材と同じ問題がもし出たら、確実に解ける」という自信がついたら

ということだと思います。

例えば、

基礎2回分を両方満点とったら、

とか、

応用2回分を両方9割とったら、

とか、そんな感じの目安なら、本番は7割いくのではないでしょうか。

私の場合、最初は、Udemy基礎レベルのテスト2回分を、両方初見で8割とれたら安心して申し込めるなと考えてチャレンジしたら、ものの見事に打ち砕かれました笑 しかも基礎2は69%と不合格になる始末。

次、妥協案として、応用3の模擬テストを初見で6割程度とれたらまあ申し込んでも良いかと思いましたが、これも41%と撃沈・・・

結果、上記のような形となりました。

最低限、緑の試験テキストの練習問題を100%, Udemyの基礎レベルを100%理解できたら、本番7割いく実力にはなっていると考えられます。

あとは、本番の出題にある程度ブレがあるので、そのリスクをできるだけ少なくしたいなら応用レベルも身につけておけば安心、といった感じです。

多くの方は、えいやっと試験の日を申し込んでしまって、そこから勉強を開始される方が多いようですね。(確か2〜3回までだったら試験日の変更が可能なので、そのくらいの方が締め切り効果で集中できるのかもしれません)私は真似出来ませんでした。

 



クラウドプラクティショナー試験本番

試験の予約

渋谷のテストセンター(Pearson VUE)2/13(土) 10時で予約。受験料11,000円(税込みで12,100円)はクレジット決済。

3日前の朝にwebから予約を行ったのですが、渋谷会場はどの時間も空いていました。

少なくとも、都内で受ける方は何週間も前に予約する必要はないかと。24時間前までならキャンセルorリスケできますし。(ただし、リスケは回数制限あり)

より確実な情報及び試験の予約はここからどうぞ:https://aws.amazon.com/jp/certification/certified-cloud-practitioner/

試験当日

15分前までに受付が必要、かつ、会場の住所が微妙にずれているときがあるということで、さらにその15分前を狙って行きました。
持ち物は、受験票(送られてきたメールを印刷したもの)と身分証明書2種のみでした。

運良く、迷わず到着してしまったため9:25くらいに到着。一番乗り。受付の方はまだ準備中だったんですが、すぐに受けられるということなので受付を開始。
一度トイレに行かせてもらった後、身分証明書と、ロッカーキー、番号札、メモ用のホワイトボードのみを受け取って会場へ移動(隣の部屋)。
身分証明書を持ち込む必要があるからポケットのある服がオススメ、という事前情報があったのですが、試験官からは「ポケットにはしまうな、机の上にだしておけ」という指示だったので、ポケットはいらないと思います。

最初は注意事項を読んで、自分のタイミングでテストを始められます。
おそらく、9:40くらいにはテストを開始できたと思います。
本番の65問90分、あれだけ勉強したのに、聞いたことない単語やサービスがちらほら出てきてめっちゃ焦りました。
1時間くらいかけてゆっくりひととおり問いて、その後全体的に見直し。いくつか「やっぱりこっちかも」と選択を変えました。
最初、見直しマークが右上にあるのに気づかず、最初の10問は全て見直しする羽目になりました。
次回からは、この問題の正解は絶対これしかない、という問題以外は見直しマークをつけておいて、後から見直して「もう、この問はこの選択肢で勝負しよう」と決めたら見直しマークを外していく、というやり方でいこうと思います。
もし、時間内に全ての見直しマークが外れたら、選択肢だけでも見ておくと良いと思います。「2つ選べ」という問題は、3つ以上は選択できないシステムになっていますが、1つだけ選択する、ということは出来てしまうので、うっかり2つ目を選び忘れていないかだけでも見直すと良いです。
時間をたっぷりつかって、最後、見直しマークが5つくらい残っていましたが、残り2分をきったので提出→合格の文字が出ました。
結構わからない問題もあり不安だったので、体内に安堵感が広がっていったのを覚えています。

その後、アンケートに回答し、ログイン画面に戻ってきたら退出。最初にもあったんですが、最後も、マスクの裏に文字が書いていないか確認されました。(洗濯するときに同居者のものと間違えないようイニシャルを書いていたのですが、それは見逃してもらえました笑)
退出して11:10、解放感とともにマーク下近くのすた丼をかきこみました。

感想

いやあ、最初は辛かったですよ。サービスの説明に聞いたこともない用語がバンバン出てきて、その意味を調べると、さらに知らない用語を使って説明されているわけですから。そういうのを一個一個丁寧に調べて、曖昧なものは表にして比較したり、「そもそもこういう仕組みだったのか!」みたいな理解を重ねながら進めていったので、脳みそ使ったし時間もかかりました。

「使ったことある人だったらこんな問題簡単なんだろうな・・・」というのも非常に多かったので、AWSが推奨するAWS実務経験6ヶ月が目安、というのは妥当なのでしょう。非常に勉強になりました。基本情報技術者とか先にとっておけよ、というツッコミが入ってもおかしくないのかな、と思います。

ただ、非常に勉強になったので頑張って良かったなと思います。

本番は、思ったより点数が良かったので、まぐれ当たりが結構あったと思います。とはいえ、実力的には、もう2日早く、2/11の祝日に受けても良かったかなーとも思いますが、結果論ですね。一週間早くても合格の可能性はあったと思いますが、落ちる可能性も高かったので、受験時期としては良い判断だったでしょう。次はSAA受けようかなと考えているので、勉強しすぎて悪いことはなかったと、自分に言い聞かせています笑

<終わりに>AWSクラウドプラクティショナーはとっても意味ないのか

<2022/1/26追記>
たまに、「こんな資格とっても意味がない」という意見を聞きます。ここまで読んで下さった方ならご理解いただけたと思いますが、そんなことありません。意味はあります。

それについては、この記事を読んでください。

以上、未経験でIT企業に就職して基礎知識が必要な人や、自分の将来のためにAWSの勉強をされる意識の高い学生さんの参考になれば嬉しいです。

紹介した参考書を再掲しておきます。クラウドプラクティショナーを受けるなら、一式揃えておきましょう。

はるすと
はるすと

最後まで読んでくださってありがとうございました!

この記事を書いた人
こもれびエンジニア

自然と自由を愛するエンジニア。2021年1月に、大手製造業設計からプログラマ(Rails, AWS)へ転職。動物や自然との触れ合いや、汗を流すのが好き。

/HSP(繊細さん)/18デリケートな象/ストレングスファインダー(1分析思考/2親密性/3学習欲/4調和性/5収集心)、テニス、合気道、登山、あいだみつを、ジブリ、ワンピース、ドラゴンボール、AWS、Ruby on Rails、アイミング

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