【Udemyで余裕!?】Cloud Digital Leader合格体験記(Google Cloud認定資格)#CDL

スポンサーリンク

先日、Google Cloudの認定資格で一番簡単なCloud Digital Leader(CDL)を取得しました!

AWSクラウドプラクティショナーとった方なら簡単に取れます。そのための勉強法を残しておきます。

この記事だけ抑えておけば網羅できるようまとめました!



そもそもCloud Digital Leader(通称CDL)とは

「Cloud Digital Leader」の解説の前に、「Google Cloud 認定資格」について軽く説明します。

Google Cloud 認定資格」は、天下のGoogleが提供するクラウドサービス「Google Cloud」に詳しい人であることを、Googleが認定してくれる資格で、2022年12月16日現在、全部で11種類あります。

Google Cloud 認定資格(公式)

その中で、「Cloud Digital Leader」は最も基本的な資格です。AWSで言うところのクラウドプラクティショナーに該当します。クラウドコンピューティングに関する基礎知識や、各サービスのユースケースなどはほとんどAWSと変わらないので、AWSの資格をお持ちの方なら、GCのサービス名とAWSとの差を押さえれば簡単に取得することができます。取得後3年間有効です。

Cloud Digital Leader(公式)

試験は毎日のようにやっていて、webで予約し、民間のテストセンターに行ってパソコンで受けます。自宅でオンライン受験も可能です。問題の形式は、[3~4択から1つ or 5択から2つ]を選ぶ選択式の問題 × 50問 (90分)で、「見直しマーク」機能もあり、制限時間内かつ提出前なら何度でも選び直せます。ただし、問題数については、公にされている情報では50~60問とあるので、変わるタイミングがあるかもしれません。

Cloud Digital Leader勉強前の私のスタートライン

スタートラインの違う方の勉強方法を真似すると、だいたい無理か無駄が生じます。
ゴールが同じであれば、結果、合格することは可能かと思いますが、効率的に勉強したいなら、スタートラインも似ている方を参考にするのが定石です。

  • IT業界2年強(web系バックエンドエンジニア)
  • AWS CLF, SAA取得済み。実務でサーバー立てたり設定変更したりしたことはあります。
  • GCPは完全未経験

AWSのベースがある分、クラウドの基本的なコンセプトやサービス内容の下地があるため、AWS→GCPの変換と差分(とAWSの復習)を勉強するだけで大丈夫でした。

ここからは、クラウドプラクティショナーをとった前提で解説していきますので、クラウドプラクティショナーをとろうか迷っている方は、こちらの記事をどうぞ。

勉強方法

0.勉強方法サマリー(結論だけ知りたい人はここだけでも!)

<結果>

  • 勉強期間:およそ2週間(11/15勉強開始〜11/30本番)
  • 勉強時間:およそ30時間くらい?
  • 教材費:約4千円(+別途受験料$99がかかる)
  • 本番のスコア:非公開/50(合格最低スコア:非公開)・・・Google Cloudは点数非公開だそうです。

取り組んだ教材:

  • 1.助走(スモールインプット)
    • ネットサーフィン、動画とか
  • 2.本(インプット):約10時間
    • 図解即戦力 Google Cloudのしくみと技術がこれ1冊でしっかりわかる教科書[Kindle版]:これを一読。
  • 3.Udemy(アウトプット):約20時間
    • 【2022年最新版】Google Cloud Digital Leader 認定資格オリジナル模擬試験 3回分150問:これを徹底的にやった。

他にも、Google公式の模擬試験などがあるようで、こちらは無料で受けられるので、これから取り組むのもありだと思います。

こちらから受けられます:
https://cloud.google.com/certification/cloud-digital-leader?hl=ja

1.助走(まず最初にやったこと)

「Digital Leader 勉強方法」で検索してネットサーフィンしたり、下記「図解即戦力 Google Cloudのしくみと技術がこれ1冊でしっかりわかる教科書」の目次を見て「AWSだったらどんなサービスか?」を予想する遊びをやったり、会社で共有された動画を眺めたり、隙間時間にそんなことをしていました。

図解即戦力 Google Cloudのしくみと技術がこれ1冊でしっかりわかる教科書 [ 株式会社grasys / Google Cloud 西岡典生、田丸司 ]

そんな中で、AWSの内容も忘れているのもあったので、いきなり問題集というよりは、まずは教科書的なやつを網羅したいと思い、上記の教科書を購入しました。

2.図解即戦力 Google Cloudのしくみと技術がこれ1冊でしっかりわかる教科書[Kindle版]:インプット10時間程度

まずは教科書的なやつで試験範囲を網羅しようと、こちらをざっと一読しました。(再掲)

図解即戦力 Google Cloudのしくみと技術がこれ1冊でしっかりわかる教科書 [ 株式会社grasys / Google Cloud 西岡典生、田丸司 ]

一読とは言っても、下記を確認しながらの一読です。

  • AWSで言ったらどのサービスに当たるか?を確認する。
  • わからない単語があったらネットサーフィンして自分の言葉でまとめておく

10%読み進むのに、ただ読むだけなら数分ですが、色々調べてまとめたりして、なんだかんだ平均1時間くらいかかっていたと思うので、これに10時間費やしたことになります。

ちなみに、私はスプレッドシートにまとめておくのが好きなので、教科書に書き込んだりは今回いらないなと思い、Kindle版を購入しました。勉強した感は紙の本の方があるかと思いますので、お好きな方でどうぞ。

3.Udemy【2022年最新版】Google Cloud Digital Leader 認定資格オリジナル模擬試験 3回分150問:アウトプット20時間程度

下記取り組みました。

【2022年最新版】Google Cloud Digital Leader 認定資格オリジナル模擬試験 3回分150問

普段は2,400円ですが、1,600円で購入できるセールをちょくちょくやっていますので、それに合わせて買っておきましょう。

他にも「【GCP認定資格】基礎編 Google Cloud Digital Leader 完全模擬試験(202問)」など似たような問題集は用意されているのですが、本番の質とだいぶ異なりました。(やってみた感じ、難し過ぎました)

したがって、最初に掲載したオリジナル模擬試験の方(「Ryo Furuhama」さんと「Fuwa Masamune」さんが講師をされているもの)をオススメします。こちらの方が評価も良くレビューも肯定的なものが多いです。難易度も本番と同等で、こちらを満点とれる状態にしていけば、まず大丈夫と思います。

進め方は、

  1. 1回目解く
  2. 復習 ←ここが一番大事!!
  3. すぐに2回目解く
  4. (間違いや見直しマークがあれば復習。ここまでを2日間以内に。)
  5. 上記4の復習から3~5日間空けて3回目解く ←このタイミングも大事!
  6. (間違いや見直しマークがあれば復習)

の原則に沿って進めました。グリーンフィールド/ブラウンフィールドやCAPEX(資本的支出)/OPEX(運営費)の違いなど、技術的な話だけでなくビジネスサイドの知識も問われるので、そのあたりも押さえておくと良いです。

ちなみに、私は1回目で7割〜8割、2,3回目で9〜10割の得点率でした。この問題集丸暗記でイケる!という前情報があったため、安心して取り組めました。ただ、いつ問題形式が変わるかはGoogle神のみぞ知ることですので、念のため模擬テストの点数にあぐらをかかず、説明できない単語や概念は理解してから本番に臨みました。

どのくらいのレベルになったら試験を受けても良いか?

これはAWSの時と同じく、

「やると決めた教材(A)と同じ問題が本番で出た場合に確実に解ける」という自信がついたら(☆)

が目安です。今回の教材(A)は、「【2022年最新版】Google Cloud Digital Leader 認定資格オリジナル模擬試験 3回分150問」の全問に当たります。

3回目の、日数空けてからの解き直しで8割以上いってれば、勉強したことの8割は身についている証拠ですから、直前に残りの2割を詰め込んで本番に臨めば上記(☆)は満たせているのではと思います。

私は今回会社で支給してくれたバウチャーの都合で期限が決まっていたので、試験直前にかけこみましたが、余裕のある人は教材(A)のうち2試験分の3回目解き直しが8割超えたことを確認してから申し込んでも良いかもしれません。(ただし、12月は年末で試験ラッシュになりやすく、会場がどこも混んでいるので注意です!

CDL試験本番

試験の予約

渋谷のテストセンターで11/30(水) 10時で予約。

2週間ほど前にwebから予約を行ったのですが、都内の会場は結構埋まっていて、一部の会場は一枠とかしか空いていませんでした。2月に受けたときは3日前でもどの時間も空いていたので、やはり時期やタイミングもあるみたいですね。なるべく他の受験生に会わなくて頭が冴えている朝一番の時間に予約したかったので、たまたま行ったことのある受験会場の朝イチが空いていてよかったです。(起床後2〜3時間後からが一番頭が働きます。

少なくとも、都内で受ける方は何週間も前に予約する必要はないかと思いますが、先ほども申し上げたとおり、年末(11〜12月)は年末で試験ラッシュになりやすく、会場がどこも混んでいるので注意してください。年末は早めの予約を!

より確実な情報及び試験の予約はここからどうぞ:
https://cloud.google.com/certification/cloud-digital-leader?hl=ja

試験当日

前回、道玄坂で受けたときは20分前にならないと入れなかったので、その5分前(25分前)に到着すると、今回は既に2〜3人の人がいました。ただ、長く待たされたりといった余計なストレスはありませんでした。やっぱり早めに行くに限ります。

持ち物は、受験票(受験番号が書いてあるもの)と身分証明書(私は運転免許証一枚にしました)です。受付が済むと、ポケットは空にして、身分証明書以外の手荷物はロッカーに預けます。身分証明書とロッカーの鍵を手に持って試験会場に案内されます。この2つは受験中も机の上に出しておく必要があります。

そして確認事項みたいなのをクリックしていくと、テストは突然始まります。私はびっくりしました。心してください。

試験画面のUIですが、「次へ」ボタンと「全体見直し」ボタンと「試験提出」ボタンが並んでいて気を遣いました笑
ただ、「試験提出」ボタンはきちんとconfirmationがついているので、1 clickで完了してしまうことはなかったので安心してください。(最後解き終わったあとに試しました笑)
また、AWSはホワイトボードをメモ代わりに貸してくれたのですが、GCはありませんでした。1年の10万分の一を暗算で計算するのやりたくないですよね・・・1年が何分なのか、何時間なのか、覚えておくと良いです。(計算すればすぐわかりますが、1年=8,760時間=525,600分です。)

今回は結構模擬テストから点数が良かったのに加え、本番ほとんど同じような問題が出て「まあ、大丈夫だろう」と思っていたので、「結果:合格」の画面が出たときは軽くホッとしただけでしたが、やっぱり試験というものは緊張するもので、最近気を張っていたので、会場出たときは開放感がありました。

その後、移転後の「侍」を食べに行きました。

CDLはUdemyで余裕か?

結果、余裕でした。私は心配性で周辺知識まで固めてから受験したいタイプなので30時間かかりましたが、AWSの資格をお持ちの方で「まあ、万が一落ちてもまた受ければ良いよね!」というメンタルとお財布をお持ちの方は、コスパ重視でUdemyの問題を1回解いて復習して臨めば合格するかもしれません。

ただ、文中でも触れましたが、形式や難易度がいつ変わるかはわかりません。私と同じタイプの方は、この記事のとおりに勉強されると、安心して受験できると思います!

少しでもこの記事が参考になりましたら幸いです。

はるすと
はるすと

最後まで読んでくださってありがとうございました!

この記事を書いた人
こもれびエンジニア

自然と自由を愛するエンジニア。2021年1月に、大手製造業設計からプログラマ(Rails, AWS)へ転職。動物や自然との触れ合いや、汗を流すのが好き。

/HSP(繊細さん)/18デリケートな象/ストレングスファインダー(1分析思考/2親密性/3学習欲/4調和性/5収集心)、テニス、合気道、登山、あいだみつを、ジブリ、ワンピース、ドラゴンボール、AWS、Ruby on Rails、アイミング

twitterをフォローして、記事にならないちょっとした豆知識もチェック!
Google Cloud
スポンサーリンク
SNSでシェア/コメントして、自分のアウトプット/発信力を高めるのにお使いください。 ↓ 各ページへジャンプ ↓
twitterをフォローして、記事にならないちょっとした豆知識もチェック!
スポンサーリンク
「そんなか」サイト

コメント

タイトルとURLをコピーしました